近隣の小学校にて 総合学習のひとつとして簡単に出来るお茶染めの実演例をご紹介します。
今回は家庭で用意が可能な材料のみで行ってみました。
- あらかじめ茶葉を煎じて濾過し染液を作っておく
- 木綿を染める場合は次のような前処理が必要です。
(シルクの場合はこの工程は不要です。)
家庭用ナベ2Lの熱湯に牛乳大さじ2杯入れ布を10分間浸ける。
専門の場合はディスポンを使用します。
取り出した後 脱水.乾かします。
布に模様を着けたい場合は 凧糸などで 好きな模様が出来るように、しばる。 - 染液の中に入れ加熱しつつ 時々攪拌し空気を入れる。
- 20分浸けた後、自然放冷する。
- 染めを安定させるため ”みょうばん”を入れた水溶液60℃に20分間入れる。
取り出し濯ぎ・凧糸を解き・乾燥・アイロンがけして出来上がりです。
みょうばんは薬局で売っていますが無い場合は 2の工程で終了でも良いです。
その場合、洗濯により色落ち致します。 - 出来上がり
シルク(素材が動物系)を使った場合と木綿(素材が植物系)を使った場合では染まり方が違います。
なお、原料茶葉の無料配布は行っておりませんので番茶等をご購入してください。